光り輝く向こう側

"何か"に惹かれて、憧れて。その光の向こうへ。

「大好き」 で溢れたあの空間で

先日、武蔵野の森で行われた虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 First Live with You を観に行ってきました。

1日目はLV、2日目は現地、しかもまだ観たことの無かったアリーナ席でライブを観ることが出来ました。


ものすごく良かった。本当に二日間観に行って良かった。なんかもう良かったっていうことしか言ってないな... (もっと具体的な感想述べろよ...)


このライブで 「見たことのない景色」 を何度も何度も魅せられて、心に刺さる言葉を何度も何度も投げかけられて、 「大好き」 で溢れた世界、この瞬間を目の当たりに出来たこと自体がもう “光栄” のように。


そんなこのライブを観る前と観た後で感じたこと思ったことをちょっと自分自身と照らし合わせながら書き綴っていこうと思います。

なので、ライブの内容に関してはあんまり書いてないと思います。ほとんど自分語りになっちゃってるので... それでもちょっと興味あるな~っていう方はこのままスクロールして頂ければと思います。





この1stライブを迎える前まではちょっとしたあるもどかしさを抱えていました。



虹ヶ咲はソロがメインで、人それぞれに推しがいて一生懸命にその子を応援する。そんな空間に今まで虹ヶ咲にはあまり触れてこなかった、しかも推しがまだいない自分が入り込んでしまってもいいのか?と思ってしまって...

そんなときに、ある方があることをつぶやいて下さってて、

推しは決めるのではなく決まるものというのが持論だし、アイドルは動く姿を観て初めて真の評価を下せるというのもまた真理だと思うので、未分化の状態でライブを浴びて推しが決まるかもしれない状態、とても貴重で楽しいタイミングだと思う
素敵なライブを通してこの方の推しが決まることを願ってます

推しの人数も決めるものではなく、"決まる"もの (ボソッ)


このときに、あっ、そんな状態の自分でも観に行っていいんだって思えて。
確かに、これまでの推しも気づいたらその子を推すようになってたなあと。

さっきまで抱いていたそのもどかしさが、この方やリプをくれた方たちのおかげで晴れていきました。


それでも、流石に何も知らない状態で1stライブを迎えるのもどうかと思っていた頃、あるときに 「1st前までにはスクスタのキズナエピソード読んで!」 というのを聞いたので、全員のエピソードを読み終えてからライブに挑みました。



1日目のLVを終えた後、



私が観た光景は画面越しではあったけれど何か伝わってくるものがあって、 この時にはもうほぼ決まりかけるくらいになっていました。


2日目の現地ではそんな気持ちがある状態で実際にステージ上で歌って踊る姿を目に焼きつけてきました。

全てのパフォーマンスが終わってMCを聴き終えたときに、ここで確信に変わったんです。「この子、この方を推していくんだ」 って。

なので、そのご報告というか... 一応しておきますね。






ここからは、推しになった理由を書いているのですがちょっと長くなります。もし飽きたりしたらすっ飛ばして下さい。

今読んで下さっている方はキズナエピソードを既に読み終えてると思うのでその前提でお話しします。



璃奈ちゃんの過去や思いに共感しかなくて。実際に自分もだいぶ違うかもしれないけど似たような経験をして、今でも思うことがあって。

私も近いようなことを問いかけみたいな感じで 「いつも何考えてるの?」 と言われたことがありました。たぶん相手は何かしら自分に関心があって聞いたんだと思うんですけどどうなんでしょう...


実際に、私とお会いしたことがある方はお分かりだと思うんですけど、人見知りで自分のほうからあまり積極的に話しかけられなくて黙っちゃうことが多いんです...


何かこう口走って相手が嫌な気分、不快な気分になって傷つかせたくなくて...

自分の不注意で過去にそういうことが起こってしまって。しかも、関係のない人まで巻き込んでしまって自分だけが謝ればいいのに一緒に謝罪することになってしまって。泣きじゃくりながら必死に謝ったのを10年ほど経った今でも鮮明に覚えています。そのぐらい忘れてはいけない出来事でした。


そのあとに思ったんですね。自分から話さなければそういうことが起こらずに済むよなって。話しかけられたら話す前にこの返答でいいのかしっかり考えてから言おうと。

会話をしてても、少し間が空いたりどう上手く返答すればいいか行き詰まったときは 「ああ~」 とか 「そうですね...」 とかの相槌を言うことが多くなっていきました。


それだけならまだ良かったんですが、幼い頃は吃音 (きつおん) に悩まされてて言葉が急に出なくなったり連続して音が出たりしてしまうんですね。「っあ...ああありがとう」 みたいな感じで。それを治すために 「ことばの教室」 に1年間通っていました。

そのおかげもあって何事もなく普通に話せるようになったのですが、中学に上がってしばらく経った頃に再発しました。


特に発表するときが辛くて、わかってるけどたまに急に声が出なくなる。しかも、この時期は声変わりしている最中というのもあり、周囲の視線が凄くて。自己紹介のときなんて初対面の人が多かったのにずっと笑われてましたね... 親しい友達以外は自分からはあまり話さないようになりました。

しだいにそれが収まっていって高校に上がる頃には気づかないうちに治っていて、今は何事もなく話せています。でも、その代わりに何を話せばいいのかわからなくなってきて結果的にその状態のまま日々の生活を過ごしてきました。


これらが原因で人見知りになって話さなくなっていったら、そりゃ、「いつも何考えてるの?」 って言われますよね。別に特に何も考えてないことが多かったですけど...


だから表情というか、何気ない会話でもときより笑顔でいようと。自分の好きなことや興味のある話は特によく笑ってたかな~っていう気がする。

言葉を交わすことが少なくたって (ほんとはもっと話したほうがいいんだけど) 表情を示せば、今自分がどんな気分、どんな感情なのかちゃんと相手に伝わってるんだと。


って伝えてみたかったんですけど、もうそんな必要は無さそうですね。上手く表情が作れなかったとしても、もう既に心が通じあっていろんな人たちと繋がれているのだから。



どうして私が応援しようと思ったその子は、いつも逆に私を応援してくれるんでしょうか? ちょっと自分が情けない...



璃奈ちゃんは 「もっとたくさんの人に気持ちを伝えたい。心を通わせて、繋がりたい」 「私の心とみんなの心を繋げて、一緒に知らない世界を見に行きたい」 と言っていましたね。「人と話すと、自分の世界が広がるから。自分の知らない知識、感情を教えてくれるの」 と。


私もそういう思いが少しばかりあるんです。自分の知らないことがたくさんあるし、それを知ったときに沸き起こる感情を教えてくれる。世界が広がる。友達とわいわいお話してるだけでも楽しい。

お会いしてお話ししてみたいなと思っている方たちがたくさんいます。でも、こんな自分だからあんまり一緒にいても楽しくないんじゃないかなとか、余計に気を使わせて迷惑になっちゃうんじゃないかとか思ってなかなかご挨拶に行けなくて。


そんな自分がその世界を本当に見たいと思うのなら変わるしかないんですよね。変わるには自分から動き出さないと変われないですから。少しずつその状態から抜け出していけるように頑張ります。そんなことで悩んでるのかよと思ってるかもしれないですが...


そういった現状を踏まえてみると、実際に今、こうしてブログに “想い” を綴っているのは、感情を伝える『璃奈ちゃんボード』 と似てるんじゃないかな?って。


これは、文字に起こして想いを伝える『るーちぇちゃんボード』...


そんなに上手いことも書いてない文章でも、少なからず “想い” が伝わってる人たちがいるみたいで、それはちゃんと伝わってるんだなあと。



るーちぇちゃんボード 『 にっこりん (^_^) 』

実際にやってみたけど違和感しかないな...



今は自分が知らない世界へと連れていってもらってる側にいるけど、いつかはその逆の立場になれるように...





ここまでライブについて全く書いてないですね... まだちょっと推しの話になっちゃうんですけど、ちゃんとここから書きます...


田中さんのパフォーマンスを見てて思ったのは、ずっと璃奈ちゃんの声のままで歌ってて凄いなと。特に、ドキピポ☆エモーションなんて結構運動量が激しめで踊るだけでも大変なのに。

ライブ前日でも、お部屋かお風呂場かどっちか忘れたけどこの曲を歌って練習していたようで、相当練習して今回のライブに挑んだんだなって。

この曲のなかで、同じ振り付けでも表情が違うところがあるじゃないですか。始めは歌詞とは違う表情をしてたのが、終わりの方では歌詞通りの表情になるあの瞬間を見たときはもうとにかく震えた。


テレテレパシーはもう歌詞が... キズナエピソードを読んだ後すぐにこの曲を聴いたんですけどもう泣きそうになって... やっぱ 「so I wanna change!」 なんだよね。

ロッコが近くて表情とかはっきり見える位置にいて、何度も何度もテレパシーをちゃんと受け取ったよ...


特にMCでの言葉が心に刺さってて、他人と比べてしまって劣等感を感じていたこと。それでも、他のみんなが支えてくれたからここまで頑張れたこと。本音も交えながら話している姿を見て、素直に応援したいと思えて。

自分もすぐに他人と比較して劣等感を感じるネガティブ思考で、そんな自分にも何かしら声をかけて励まして支えてくれる人たちがいるんですよ。この事を改めて考えさせられたし、逆にそういう人がいたら支えてあげられるように。そう強く思えた。





もう、もはやライブではなくて推しの話になってしまっている... 今度はちゃんと書く...



楠木さんや鬼頭さんのMCを聴いたときに、果たして自分はちゃんと他人の 「大好き」 を大切にしてきたのかなって。

口に出さなくても心の中で否定的に思ってたり、他の誰かが 「大好き」 なことについて話してるのにちょっと興味がないかな~っていう適当な理由で聴き流してたりしてたことがあったんじゃないかなあと。というかそれをどこかでやってたと思う。


人それぞれ 「大好き」 なことは違うし、それに触れたことで知らなかった魅力などを知れるきっかけにもなる。それを自分はどこかで潰してしまっていた訳で。

ちゃんと大切にしてそれを受け入れていけば、また違った景色が見れたり何かを感じ取ったりできるのかなあと。

もちろん、同じものが 「大好き」 な人もいて、それのどこが、どういう理由で好きなのかという見方や視点もそれぞれみんな違うと思う (同じときもあるけど) 。

それを互いにぶつけ合うことで、また自分だけでは知らなかった魅力も見つけられるのかなって。なんか、そう思いました。

これからはちゃんと他人の 「大好き」 を大切にしていきたいと思います。
(もし誰かが似たようなことを既に書いてたらなんかすみません... 見なかったことにして下さい...)



もっと話したいことがあるんですけど、ちょっとここまでにしておこうかなあと。伝えておきたかったことは書けた気がするので。(ほとんど推しの話ばっかりだったけど...)

こんな自分が書くブログですけど、これからもちょっとずつ “想い” を綴っていこうと思うのでこれからもよろしくお願いします。