光り輝く向こう側

"何か"に惹かれて、憧れて。その光の向こうへ。

サウンドトラック

今回はサウンドトラックについて。


ちょっと前から劇伴やサウンドトラックについての記事を書きたいなと思っていたのですが、音楽の知識がない私からするとそれらの解説や考察かなんかをいくら考えようとしても出来そうにありませんでした。というより無理。出来ない。


それでも、何か劇伴やサウンドトラックについて書いておきたいと思っていた私は、だったら自身がその時に感じたことを書けばいいじゃないかと思いこの記事を書くことにしました。考察系じゃなくてすみません...それでも良ければ、最後まで読んでいただけるとありがたいです。






まずは、サウンドトラックを聴くようになったきっかけみたいなことを。


TVアニメ1期を見ていたときに、あるお話の中でふと流れた曲。その曲はアニメが始まってすぐ冒頭で使われました。何やら若干険しく重い感じの雰囲気を醸し出すかのようにピアノの一音一音がゆっくりと鳴り響く。そして、その場面だけでなく中盤から終盤にかけての場面でも今度は長めに流れていた。


その曲を聴いて、ずっと繰り返して聴いていたいなと思った。たったその曲を聴くためだけに1期のサウンドトラックである「Sailing to the Sunshine」を買いました。今まで分からずにいたその曲のタイトルは「一番大切なもの」だった。


せっかく買ったので一通りは聴いてみたけれど、やはり「一番大切なもの」を聴くことがほとんどで、いくつかの曲を少し聴くようになったくらい。ですが、ある日のこと。とある記事を見つけました。



torys.hatenablog.jp



この記事を読んで、今まで抱いていたサウンドトラックの価値観に限らず、アニメの見え方や視点などがらりと変わりました。劇伴によってこんなにも違って見えるのかと。


それ以来は「一番大切なもの」だけでなく、いろんな曲を聴くようになりました。全ての曲を全曲リピートして何度も聴いていたときもありましたね。


生春さんの記事を読んでいなければ、サウンドトラックについて関心を持つことはなかったし、ここまで聴き込むほどにはならなかったと思います。この記事に限らず、他にも劇伴についての記事をお書きになっているのでぜひ読んでみて下さい。






1期、2期、劇場版とサウンドトラックが発売されていますが、好きな曲はどれ?と言われるとかなりたくさんあるので答えにくいのですが、その中でよく聴く曲を挙げるとすれば、


「ありがとう、そしてサヨナラ」


ですね。たぶん「一番大切なもの」よりも聴いていると思う。


2期のサウンドトラックを買った頃は、「起こそうキセキを!」とか「あの頃の忘れ物」とか「ONE FOR OLL」とか...いろいろ聴いていたのですが、「ありがとう、そしてサヨナラ」はあまり聴かなかったような気がします。ちょっと長めの曲なんですよね。当時はそういった長めの曲はシャッフルとかで流れてきたときに聴く程度でした。


ですが、今ではサウンドトラックを聴くときは一番初めに聴くことが多いほどにまで好むようになりました。そうなった背景には3rdライブの影響がありました。


3rdライブは2期をなぞらえたライブということもあり、間幕には2期を振り返る映像が流れました。「WATER BLUE NEW WORLD」が披露され、会場内には「私たちの輝きはそこに」が流れる。その音や会場内の風景を見聴きしていた後にスクリーンには見覚えのない映像が。


それは、ラブライブ決勝大会で優勝が決まり、その後のアンコールが始まる前までの彼女たちのお話。アニメでは語られなかったものでした。そのときに流れていたのが「ありがとう、そしてサヨナラ」だったのです。あの間幕がとても印象に残った。


「ありがとう、そしてサヨナラ」がアニメで流れていたシーンでは学校での思い出の場所への別れや最後に門を閉じるのがあって悲しみや暗い、後ろめたさといったようなイメージを持たせていたのに、この間幕では喜びや明るさ、前向きといったようなアニメでは全く逆のイメージを持った曲として使われているように感じた。


この曲はライブで化けたというのを耳にしたり書いてあったりすることがあるが、まさしくその通りの出来事に思えた。そういうことがあってこの曲を聴くようになっていった。


あとは、個人的ではあるが、沼津の風景や彼女たちが普段何気なく過ごす姿が他の曲よりも思い浮かんでくるように感じる。そういった意味では、「スクールアイドルに恋してる」も聴いていると同じくらいにその風景が浮かんでくる。(私の場合は。) 他の人はどの曲を聴くとそのような風景が思い浮かんでくるのか気になってたりする。






最近では、劇場版のサウンドトラックを聴くことが多い。その中でも、「想い出を飛ぶ紙飛行機」、「新しいAqoursを見つけたい」、「そして、明日へ」はかなりリピートして聴いている。どうやら、その曲が使われたシーンが印象に残っているとその曲を聴きたくなるように思う。バラード系のゆったりとした曲調が好みなのかもしれない。


でも、前の「ありがとう、そしてサヨナラ」のようにライブで化けてくる曲が出てくるかもしれないと感じている。5thではおそらく劇場版に沿ったライブになると思われるから間幕で劇伴とともに映像が流れる可能性はある。それがちょっと楽しみでもある。






まあ、とにかくサウンドトラック聴いてみて!と伝えてみたかっただけです。きっかけや思い出とか自分のことしか書いてないですけどね...それでもこれだけは言えることは、この作品の見え方や視点、価値観は変わります。もっと深いところまでこの作品が楽しめるようになるはず...あとは、劇伴に興味がある方は生春さんの記事を読んでみて下さい。(投げ遣りで申し訳ない...)



では、またの機会で。