光り輝く向こう側

"何か"に惹かれて、憧れて。その光の向こうへ。

みんなで歌う楽曲について

私はこれまで何度かライブに参加してきたのですが、そのときふと思ったことを書きたいと思う。




ラブライブ!の曲の中には合唱曲と位置付けされている楽曲がある。Aqoursの楽曲の中で代表的なものでいえば、ユメ語るよりユメ歌おう、Landing action Yeah!!、勇気はどこに?君の胸に!、ホップ・ステップ・ワーイなどが挙げられる。

それらの楽曲はもともとみんなで歌うために作られた曲では無かったと思われるが、キャストさんたちの「みんなで一緒に歌ってね~」というような呼び掛けによっていつしか合唱曲となっていった。




ライブやファンミでもたびたびそれらの楽曲が披露されてきた。今後もそういった楽曲がライブのセットリストに組み込まれる可能性はあると思う。

ライブで合唱曲と位置付けされている曲の披露が始まったときにいつも私が気になっていることがある。

それは、キャストさんたちと一緒に歌っている人もいれば、歌っていない人もいるということとそもそもその曲に対してコールをする必要性はないんじゃないかなということである。




ライブの楽しみ方は人それぞれ違っている。合唱曲に対して一緒に歌っている人もいれば、歌わずにキャストさんたちの歌声を聴いたりその姿を見ていたりする人もいるし、ときには曲に合わせてコールをする人もいる。強制的に歌えと言っている訳ではないのだが、ちょっと思い出してほしい。

合唱曲が始まるときに必ずと言っていいほど「みんな一緒に歌ってね」と伊波さんが私たちに呼び掛けていた。しかも、スクリーンには歌詞が表示されていて。(表示されなかったこともあったが。)

一緒に歌ってほしいという向こう側からの要望があるからこそこんなことをしているのだと思う。みんなで歌う必要性がないのであればわざわざこんな事はしないだろう。

だからそれに応える形で歌えばいいのかと言われると、ちょっと待ってほしい。少し視点を変えたいと思う。




合唱曲の強みは先ほどまで語ったようにキャストさんたちと一緒に歌えるという点である。私たちからしたらキャストさんたちと歌える機会はほとんど無いと等しい。

逆にいえば、このライブという機会にしかキャストさんたちと歌えることが出来ないのである。そう考えるとその時間はとても貴重なものであるし、しかもわざわざその機会をつくってくれている。




別の機会のときでいいやと思う人もいるかもしれないが、あまりそういう考えを持ってほしくはないなぁと個人的には思っている。次のライブではやらない可能性だってあるし、その機会を今後必ずつくってくれる保証もない。私にはあのときに一緒に歌えればなぁというような後悔をしてほしくないと思っているので。




こういった訳で、できたら合唱曲は歌ってほしいなぁと個人的には思っています。周りが気になるのであれば口ずさむくらいでもいいし、歌詞はスクリーンに写し出されるはずなので。

今回は沼津公演のファンミもあるため、彼女たちが生まれ育った沼津という場所でキャストさんたち、もしくは千歌ちゃんたちとしてと一緒に歌える機会はそうそうない。だからぜひこの機会を大事にしてくれたらなと。この時間が もっとより楽しく過ごせたという人たちが少しでもいてくれたらいいなと思っています。